人の能力

能力の大きな人は天からそれを与えられた 急ぐ仕事は忙しい人に頼め 声が掛かるのは信頼されていると言うこと

人の能力は千差万別であり、その差は実に大きなものがある。 能力の大きな人は、天からそれだけのものを与えられたのであるから、それだけ大きな仕事をこなさなければならない。 こなした仕事とそれによって得られる報酬は必ずしも比例しないが、それはやむを得ない。

企業においても、その企業に是非必要な人は全体の2割、いない方が良い人が2割、いてもいなくても良い(代わりが幾らでもいる)人が残りの6割であろう。 しかし、給料にはそれ程の差はない。 「なぜ自分にばかりこんなに沢山仕事が来るのか、他に暇な人がいるのに」と言って文句を言う人もいる。 それはその人にはそれだけの能力が有ると認められ、信頼されているからこそ、仕事が集中するのである。 「急ぐ仕事は忙しい人に頼め」と言われるくらいで、忙しい人は一般的に仕事も速い場合が多い。 もっとも、忙しそうにしている人と、本当に忙しい人とは別であり、良く見分ける必要がある。

あの人に話しをすれば、何か良い答えが見つかるだろうとか、あの人に頼めば何とかしてくれるだろうと思われる人の所に、声が掛かり仕事が集まる。 声が掛かると言うことは、信頼されている、期待されていると言うことであり、世のため人のためになっている証拠である。 声も掛からない様であれば、存在価値が薄いと言うことになる。 いろいろな人から電話が掛かり、お呼びが掛かるのは、結構なことで、お呼びも掛からない様になれば、お仕舞である。