実効年齢1998.5)

体力年齢 知力年齢 外観年齢 精神年齢 自分が思っている年齢 他人が想像している年齢 戸籍上の年齢はその内の一つ実際に効力のある値

 

普通世間で「年齢」と言えば、戸籍に記載された生年月日から、今年で何才と言う。

しかし、同じ年齢の人間でも色々な面で、個人個人に大きな相違がある。 体力の違い、知力の相違、外観の違い、精神的な内面の相違、などなど。 従って、本当は「年齢」は、一人に一つではなく、体力年齢、知力年齢、外観年齢、精神年齢、自分が思っている年齢、他人が想像している年齢、などなど、一人に幾つもの年齢があと考える方が実態に則していると言うべきである。 戸籍上の年齢はその内の一つに過ぎない

戸籍上の年齢に関しても、昔は「人生50年」と言われたが、現代では寿命が伸びて70才を越えているから、50才と言ってもまだまだ若い。 そこで自分の年齢を、70を50で割った値1.4で割った年を、自分の年と考えると丁度良い年頃となる。

例えば、40の人は1.4で割って28才、50の人は1.4で割って35才と考える。

一度自分の年を1.4で割ってみて、それが自分の本当の年だと自分に言い聞かせてみるのが良いと思う。 気持ちが若返って良い。

私は電気屋(電気技術者)だが、電気の理論に実効値と言うのがある。 見かけ上の値をルー ト2(≒1.41421356 一夜一夜に人見頃)で割った値を、実際に効力のある値として「実効値」と呼ぶ。 これに習って1.4で割った年齢を実効年齢と呼んでいる。

その後日本人の平均寿命は更に伸びて、80を越しているから80÷50=1.6で割るのが良いのかも知れない。 一度1.6で試してほしい。