マンガ家 科学者 技術者 (199.7)

漫画家が夢を語る アイデアが勝負 お金と時間を投入して何とか実現 改善を積み重ねる

 

昔から10人10色と言われる様に、世の中にはいろいろなタイプの人がいる。 美男・ぶ男、美女にブス、腕力の強い人・弱い人、頭の良い人・悪い人、気の小さい人・大きい人、夢のある人・現実的な人、などなど様々である。 

そんな世の中で一番進んでいる人は漫画家であろう。 その次が科学者でこれに続くのが技術者である。

先ず漫画家が夢を語り、絵に表す。 それは特に実現できる技術的な目途があるわけではなく、お金の裏付けがあるわけでもないが、とにかく「あれば良いなー」、「できれば良いなー」と言うレベルの願望である。 要はアイデアが勝負である。 人はそれを見て希望を持ち、夢を語る。

そんな夢の実現を目指すのが科学者である。 彼らは科学技術を総動員して実現を目指す。 お金と時間を投入して、何とか実現するが、大抵の場合コストが掛かり過ぎて実用的には成り立たない。 しかし技術的には何とか実現できる目途は立った。

これに続くのが技術者である。 彼らは技術だけではなく経済的にも成り立つ様に知恵を絞り、細かな改善を積み重ねる

人類が月に着陸したのもこの順序だが、まだ第3段階を解決できていないので、月面に立てたのは極々少数の人達だけである。  飛行機もこの順序だが、ほぼ第3段階まで克服した。 お陰で普通の人が気軽に外国へ飛んで行ける様になった。

そう言う意味でマンガも馬鹿にしたものではない。 暴力やホラーなどをテーマにしたものはどうかと思うが、人に夢を与えてくれるマンガなら大いに歓迎すべきであろう。