テニスと私2007.3)

40歳を過ぎて 家族5人で楽しむ 週一回のテニス テニスとゴルフの共通点 PPK(ピンピンコロリ)

(この文はテニスクラブの会報に掲載したものです)

 

 

芦屋国際ローンテニスクラブで、毎週1回土曜日にテニスを楽しませて貰ってもう20年を過ぎたでしょうか。

私がテニス、それも軟式テニスを家内に進められて始めたのは、40歳を過ぎてからのことです。スタートは今では閉校になった三条小学校のコミュニティスクールです。その後、軟式は愛好者が少ないため硬式に転向し、ローンテニスのスクールで原田・萩野の両コーチに初歩から手ほどきを受けました。

 

両親のテニスを見て興味を覚えたのか、子供達3人共に山手中学、県芦のテニス部に入部しました。おかげで家族5人一緒にテニスを楽しむ一時期もありましたが、あっと云う間に子供達に追い越され、今では全く相手にして貰らえません。その息子達も今は遠くに巣立って行き、年に数回顔を合わせる程度になってしまいました。

 

私がテニスを続けていて得た効用の幾つかを挙げて見たいと思います。

土曜日の午前中、日差しを受けて汗を流し、家へ帰ってシャワーを浴びた後に飲む一杯のビールは最高です。テニスそのものよりこちらを楽しみにされているメンバーも多数おられるのではないでしょうか。

 

テニスの効用のもう一つは、幾人もの良き隣人を得たことです。サラリーマン時代は近隣との付き合いが少なく、芦屋市内を歩いていても知人に出合うことはあまりなかったように思いますが、今ではテニスで知った方々に市内でお会いすることもしばしばです。

 

もう一つの効用、これが最大かも知れませんが、週一回のテニスが適度な運動と気分転換になり、この20数年間一度も医者のお世話になることもなく、還暦を過ぎた今も健康を維持できているのは最高の効能です。今後も楽しく続けて行くつもりです。

 

テニスと共にゴルフも少々楽しんでいますが、テニスとゴルフには幾つかの共通点があるように思います。肩の力を抜いて腰を落とすことや、打つ瞬間は球から眼を離さないことなどはその一例でしょうか。無意識に肩に力が入り、打つ瞬間に眼が先方を見てしまう悪い癖から未だに抜け出せませんが、両方の相乗効果はプラスになっています。

これからもこの二つで、楽しい時間を過ごしたいものです。

 

今、高齢者の間で囁かれている言葉にPPK(ピンピンコロリ)と言うのがあります。昨日までピンピン(PP)していたのに、今日コロリ(K)と逝ってしまったと言う意味です。いつまでもPPKではなくPPT(ピンピンテニス)で活きたいものです。

メンバーの皆さんご一緒に乾杯!!!