時は金なり、命なり1999.8)

一刻一刻の積み重ねが一生を作る

 

「時は金なり」といわれる。 しかし、時は単に金以上に価値あるものだ。

一刻一刻の積み重ねが一日を作り、一日一日の積み重ねが一月を作る。 一月一月の積み重ねが一年を作り、一年一年の積み重ねが人の一生を作る。

だから、一刻一刻の積み重ねがやがては、一生を作ることになる。 一生とはその人の命であるから、言い方を代えれば一刻一刻の時はその人の命である。 時は金なり、命なり、である。

幸い、時間は貧乏人にも金持ちにも平等に天から与えられた、数少ないものの一つである。 時間は金で買えないから、時は金以上の価値がある。 大切にせねばならない。