トラブル対策1998/11)

対応の遅い人 旨く処置する人 事前に手を打つ人

 

仕事にはトラブルがつきものである。 トラブル発生への対応の仕方で、人を分類してみるのも興味がある。

1.トラブルが発生しているのに、もたもたして対応の遅い人

2.トラブルが発生すると、てきぱきと対応し旨く処置する人

3.トラブルトが発生しない様に、事前に手を打つ人

どれが良いかは直ぐに分かることだが、現実には3番目はなかなか難しく、且つ、上司や同僚の理解と賛同を得るのも難しい場合が多い。 例えば、トラブルが起きる前に、その予防策や対策の予算を申請しても、なかなか許可してもらえないことが多い。 また、必ずそのトラブルが起きるとは断定できない場合も多い。

そんな場合の現実的方策として、トラブルが発生することを予め想定して、或る程度の対策を考えておき、いざトラブル発生の際は素早くそれを実効に移すと言うことになる。 トラブルが起きてしまうと、上司も同僚も対策の実施に理解を示さざるを得ないし、予算も付けざるを得ないからである。